第5回補助金勉強会の報告を致します

第5回補助金勉強会 その他
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5月12日(木)16時半から補助金勉強会を開催しました。

今回は、補助金や助成金の全体像を約30分、IT補助金関連を約30分程度説明のあと自由なQ&Aを行いました。参加者は10名でした。

開催概要と内容について

実際にzoomで開催した内容について、以下の通りアーカイブ動画を作成しております。ご参照いただけますと幸甚です。

事前アンケートで、補助金受託経験企業は下記の通りでした。

・中小企業デジタル化応援隊事業 (2社)
・構成労働系の事業 (1社)

参加者構成

1.IT補助金支援事業者 (2社)
2.各種補助金支援協会 (1社)
3.一般企業(7社)

進行

今回は、参加者の方で勉強会後にお電話いただいた方からの質問が参考になるかと思いますので、お知らせしたいと思います。

1)事業再構築補助金関係
売上650億円、資本金6億円の製造業で中小企業ではないですが中堅企業枠だと資本金20億円以内で該当すると思います。こちらを利用したいので相談にのっていただけませんか?と言う質問でした。
結果:
1.売上の減少条件に該当しない(業績は好調の様子です)
2.5年後に想定新事業で全体売り上げの10%(約65億円)達成は無理と判断
3.その他の方法として、各省庁への問い合わせや、社会的意義があればクラウドファンディングも
良いのではとお薦めしました。

2)IT補助金関係
現在、製造工程について営業が受注した内容を紙に印刷し工場の各生産工程に回覧している。
こちらを補助金を利用してデジタル化したい。
結果:
アイアンドディーには、三菱重工、日立製作所、三菱製紙、IHIの生産技術経験者が居るので、コンサル対応できる旨回答しました。まずはWeb会議で様子をお伺いしコロナが落ち着いたら数名で工場にお伺いし、支援の可否を判断することにしました。この方は昨年のデジタル化応援隊からの勉強会に参加頂いている方で半年以上の関係が続いています。

3)勉強会内容について
今回は、支援を受ける企業と支援する企業に分けた説明をしました。特に下記の点が重要と思いますので再度、お知らせいたします。

1.5ヵ年計画(エクセルを配布しました)
毎年の生産性が3%以上は必須です。

2.従業員数の定義
今年は、正社員、パート、アルバイトの総数が定義です。役員は含まれません。

3.総支給額給与
こちらは、上記3と間違う可能性が高いので注意が必要です。定義は下記のとおりです。
社員、パート、アルバイト、役員(取締役、監査役)、賞与を含んだ総支給額となります。

4)次回は5月20日に開催します。
この時には、経営状態などの記入でNGな点を詳細にわたり説明致します。
ここの記入方法が採択の是非を決定する重要なポイントになります。
ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

最後になりますが、IT補助金の第一次申請は5月14日にて締め切り、6月15日採択となります。
2次は7月から開始予定です。

以上、よろしくお願い申し上げます。

次回以降の日程と内容について

◆5月20日(木)16:30~17:30
内容:
1.各種補助金の全体像/概要 (講師:同友会中央区支部 吹田)
2.IT導入補助金を獲得したい企業向け講座 中級編(講師:同友会中央区支部 福重)

共催
一般社団法人東京中小企業家同友会 中央区支部 増強部 http://www.doyu-ginza.com/
一般社団法人ぜにわらい協会 http://zeniwarai.jp/

日程とお申し込みは下記からお願いします。

投稿者プロフィール

福重広文
福重広文
株式会社アイアンドディー代表取締役社長

日本初の本格的なダイレクトマーケティングの立ちあげ、米国アイオワ大学、アリゾナ大学と共同で多くのリサーチプロジェクトに従事する。
【コンサルティング分野】
製造業設備、設計・CAD・CAM・CAE、ロボット、生産管理系IT、ERP、電話道®(インサイドセールス、テレマーケティング、テレセールス)、B2Bマーケティング全般、セミナー支援、効果的なダイレクトメール作成方法、通販関係、貿易業務、海外進出
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