4月23日(金)16時より、IT導入補助金の申請者(企業)側にとって必要な説明会を開催しました。
今回は10名程度の参加でしたが、主に支援を受ける立場(申請者)の方が多く目的にあった参加者となりました。
開催概要と内容について
実際にzoomで開催した内容について、以下の通りアーカイブ動画を作成しております。ご参照いただけますと幸甚です。
事前アンケートで、補助金受託経験企業は下記の通りでした。
・IT補助金 (2社)
・ものづくり補助金 (なし)
・事業再構築 (なし)
・中小企業デジタル化応援隊事業 (1社)
参加者構成
1.IT補助金支援事業者 (2社)
2.各種補助金支援協会 (なし)
3.グローバル展開経験者 (1社)
4.一般企業 (6社)
進行
幹事会社であるアイアンドディーの福重が司会進行を担いました。
約40分、IT導入補助金の申請者(企業)側にとって必要な手続きや内容について、詳細をご説明しました。
具体的には、以下の通りです。
・過去3ヵ年の決算書に基づく報告書の記入方法
・今後の5ヵ年事業計画の記入方法・注意点
※特に毎年3%、3年間で9%以上とありますが、これ以上の数字が必要とお伝えしました。
・加点要因となる従業員の給与総額を毎年1.5%アップするとういう条件について
※(ルート計算(3年後の金額÷今年の金額)-1)でやらないと間違う旨、お伝えしました。
・経営状況などをチェックする際の注意点
※「不明」「わからない」などの記入された場合、不採択になる確率が高いことをお伝えしました。
参加者の中で支援事業者が2社ありましたが、1社は、支援事業者として不採択になったとのことで、理由を事務局に聞いても教えてくれないとのことでした。
ここは、事務局に改善したもらいたいところです。
2社目は、連携ソフトウェアの登録の方法がわからないとのことでした。
私も、いくら資料を読み込んでも不明でしたが、1つのツールで複数プロセスを持っている場合、一旦、単体ツールで登録し、再度同じものを連携型ソフトウェアとして登録してほしいとのことでした。
この場合、ツール名は変更する必要があるとのことです。
ITツール登録の資料の12ページに4月5日に更新された図がいきなり記載されていました。
支援事業者として毎日HPを見るわけにもいかず、書類更新があった場合、メール等でお知らせ頂くことは出来ないかと電話に出た担当者に聞きましたが、彼らも困惑の状況の様子でした。
まだまだ不明点が多くありますが、だからこそ、勉強会で情報の共有が大事だと再認識した次第です。
次回以降の日程と内容について
次回以降は、ぜにわらい協会、東京中小企業家同友会中央区支部と手を携えて勉強会を別途開催することになりました。ぜひご参加ください。
◆4月27日(火)16:30~17:30
◆5月12日(水)16:30~17:30
◆5月20日(木)16:30~17:30
内容:
1.各種補助金の全体像/概要 (講師:同友会中央区支部 吹田)
2.IT導入補助金を獲得したい企業向け講座 (講師:同友会中央区支部 福重)
4/27:基礎編 5/12:初級編 5/20:中級編
一般社団法人東京中小企業家同友会 中央区支部 増強部 http://www.doyu-ginza.com/
一般社団法人ぜにわらい協会 http://zeniwarai.jp/
日程とお申し込みは下記からお願いします。
投稿者プロフィール
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株式会社アイアンドディー代表取締役社長
日本初の本格的なダイレクトマーケティングの立ちあげ、米国アイオワ大学、アリゾナ大学と共同で多くのリサーチプロジェクトに従事する。
【コンサルティング分野】
製造業設備、設計・CAD・CAM・CAE、ロボット、生産管理系IT、ERP、電話道®(インサイドセールス、テレマーケティング、テレセールス)、B2Bマーケティング全般、セミナー支援、効果的なダイレクトメール作成方法、通販関係、貿易業務、海外進出